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■ 和裁FAQ

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湯のしと湯通しの違いは?
No.9 / Group:和裁の知識・用語
Date: 2005/04/05(Tue) 12:15 [修正]
湯のし・・・生地に蒸気を当て皺、縮みなどを整え生地の巾を揃えます。

湯通し・・・糊落としのこと。紬など織物は、経(たて)糸が切れるのを防ぐために必ず糊をつけて織り上げます。仕立てる前に、その糊を温湯に浸けて落とすのが湯通しです。湯通しによって、生地に光沢や柔らかな風合いが出ます。糊がついたままの状態で長く置いておくとカビの原因になることもあります。

和裁士にはどのような資格や検定があるのですか?
No.8 / Group:和裁を習いたい
Date: 2005/04/05(Tue) 12:15 [修正]
和裁技能士(国家検定)は1級から3級まであり、和裁検定(東京商工会議所)もあります。他、和裁教員免許(日本和裁士会)など。
補足ですが、「和裁士」というのは、(社)日本和裁士会の会員をいいます。

和裁士になりたいのですが。
No.7 / Group:和裁を習いたい
Date: 2005/04/05(Tue) 12:14 [修正]
和裁学校、和裁塾、和裁研究所などに入って技術を習得するのが早道かと思います。
和裁の学校も、自分で教材を用意して習うところと、学校が請け負う仕事を教材として習うところがあります。プロとしてやっていきたのなら、後者のような学校が向いています。学校といっても、お客さまのものを縫うので、見習で入って腕が上がれば多少お金がもらえるようになっている所もあります。寮がある所だと、寮費、食費はかからない等、学校によってシステムはいろいろですので、詳しくは各学校へ問い合わせて調べてみてください。


八掛の生地にはどのようなものがありますか?
No.6 / Group:和裁の知識・用語
Date: 2005/04/05(Tue) 12:14 [修正]
八掛(はっかけ)は、裾回しとも呼ばれ、袷きものの裏裾に付ける布のことです。別の生地を付けるのは別八掛で八掛地として売られています。表地と同じ生地なら共八掛(ともはっかけ、略してトモハチ)といい、無地のきもので四丈物というのが、八掛付きの反物になります。

八掛地には主に以下のようなものが使われます。
チェニー・・・縦糸は撚り糸(単糸を幾本か合わせて撚った糸)で、横糸が平糸
パレス ・・・縦・横糸共に撚り糸で、撚りが精華より少ない。(きめの細かい縮緬)
精華  ・・・縦・横ともに 撚り糸
紬・・・平織りのものと、綾織のものがあり、紬のきものに主に使います。

仕立て上がり後のチェックの仕方は?
No.5 / Group:和裁の知識・用語
Date: 2005/04/05(Tue) 12:13 [修正]
仕立てあがり後のチェック、これは大切ですね。そのまま箪笥にしまう人は居ないと思いますが、広げて確認、そして袖を通して見てください。気になるところがあれば早い目に問い合わせしましょう。

着物の良い例。文庫を開いて畳んである状態を見ます。
・脇や背が折り目正しくきちんと揃っていて、全体に押しがきいていてぶかぶかしていない。
・袷の場合袖口の吹きが均等でビリビリしていない。裾吹きも同様です。・袖の丸みがきれいなカーブになっていて、縫込みがごろごろしていない。
・振の控えが均一で美しい。畳んである着物を少し開いて衿の控え(広衿の場合)を見ます。均一でびりついていない。続けて褄下も見ます。
・左右の袖丈、袖口、褄下、衿丈を合わせて揃っているかどうかを見ます。
・身丈、袖丈、身幅などを物差しで測り寸法をチェックします。
・衣文掛けに吊り、表と裏のつりあいをみて、最後は実際に羽織ってみましょう。

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