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■ 和裁FAQ
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きものの寸法に鯨尺を使うのはどうしてでしょうか。
No.3 / Group:
和裁の知識・用語 Date: 2005/04/05(Tue) 12:08 [
修正]
一般には馴染みのない鯨尺が廃れないというのには、やはり馴染みだけでなく使いやすさがあるのだと思います。鯨尺の物差しは一番小さい目盛りが1分ですが、メートル差しでは1mmです。きものは洋服と違って体にフィットさせて着るものではないので、1mm単位の細かい寸法は必用がなく、1分単位で間に合うのです。少し細かいところは、1目盛りの半分の5厘というのも使いますが、身幅では、1分単位であらわし、5厘を使う事はありません。
物差しの素材に鯨のひげ使っことから鯨尺といわれていますが、鯨尺が物差しの中で最も長い尺だったことから、大きな鯨にちなんで名づけたという説もあります。鯨尺の物差しには一尺差しとニ尺差しがあり、単位は、1分、1寸(10分)、1尺(10寸)、1丈(10尺)で、物差しの目盛りは1分が一目盛になっています。
「繰越」、「繰越揚げ」というのは何のことですか?
No.2 / Group:
きものの仕立て方 Date: 2005/04/05(Tue) 12:07 [
修正]
女性の着物は、衣紋を抜いて着るので、衿肩明きの位置を後(背側)にくるように仕立てます。つまり、仕立上がったきものの肩山より背の方向にずらす寸法が「繰越」寸法です。標準は5分(2cm)ですが、体型や好みによって大きくします。(5分〜1寸くらいまで)
「繰越揚げ」は、前後身頃の中央に衿肩明きを入れた場合、肩明きを後に繰越分だけ回すと後身頃が前身頃より[繰越寸法X2]長くなります。その長くなった分を縫い込んだものを言います。
指貫はどんなものを使っていますか?
No.1 / Group:
和裁道具 Date: 2005/04/05(Tue) 12:04 [
修正]
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