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■ 和裁FAQ

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運針について
No.13 / Group:和裁の基礎・知識・用語
Date: 2005/10/02(Sun) 10:23 [修正]
和裁を始めて、まず苦労するのが運針だと思います。和裁は運針が大切ですから、初めのうちは新モスを50cmに切り半分の幅に折って運針の練習をしましょう。何度も繰り返し練習することで上達します。

運針の練習は、針に糸を通し針を親指と人差し指の腹で持ち、新モスの輪を上にして輪から1cm下の端にまず2、3針縫って親指と人差し指で針先を持ちます。針は親指から一針出た状態で、耳を指貫中央に当てます。針を持ってない方の手は、針先から20cm話して親指と人差し指で布を挟み、親指の付け根下あたりに中指、人差し指がくるようにして布を持ちます。慣れないうちは、手と手の間隔を10cm位からはじめ、慣れればだんだん広くします。

針を指貫に当て針先を持った状態で手を少し下げると同時に、反対の手を少し上げます。これで針は布の下に通り、その時人差し指を一度布から離してほんの少し先に当てます(布送り)。今度は逆に針を持つ手を上げ親指で布送りし、反対の手を下げます。左右の手は常にシーソーのように上下させ、針の耳は指貫に当てた状態で、針を持つ親指と人差し指を交互に針から少し離して布を送っていきます。これが連動してスムーズに出来るようにします。

指貫は針を持つ手の中指の第一関節と第二関節の間にはめます。市販のものでも構いませんが、金属製ではなく皮製のものが使いやすく、できれば長方形に切った指貫用の指皮が市販されているので、それを使って自分に合ったサイズに作るのが良いです。
http://wasite.jp/wasai/yubinuki.html


http://wasite.main.jp/cgi/cbbs/cbbs.cgi?mode=al2&namber=1255&rev=&no=2&KLOG=12

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