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■ 和裁FAQ

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仕立て上がり後のチェックの仕方は?
No.5 / Group:和裁の知識・用語
Date: 2005/04/05(Tue) 12:13 [修正]
仕立てあがり後のチェック、これは大切ですね。そのまま箪笥にしまう人は居ないと思いますが、広げて確認、そして袖を通して見てください。気になるところがあれば早い目に問い合わせしましょう。

着物の良い例。文庫を開いて畳んである状態を見ます。
・脇や背が折り目正しくきちんと揃っていて、全体に押しがきいていてぶかぶかしていない。
・袷の場合袖口の吹きが均等でビリビリしていない。裾吹きも同様です。・袖の丸みがきれいなカーブになっていて、縫込みがごろごろしていない。
・振の控えが均一で美しい。畳んである着物を少し開いて衿の控え(広衿の場合)を見ます。均一でびりついていない。続けて褄下も見ます。
・左右の袖丈、袖口、褄下、衿丈を合わせて揃っているかどうかを見ます。
・身丈、袖丈、身幅などを物差しで測り寸法をチェックします。
・衣文掛けに吊り、表と裏のつりあいをみて、最後は実際に羽織ってみましょう。


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