ホーム > すべて表示 > ヘッドライン >
■ 和裁FAQ

[←前のページに戻る]

八掛の生地にはどのようなものがありますか?
No.6 / Group:和裁の知識・用語
Date: 2005/04/05(Tue) 12:14 [修正]
八掛(はっかけ)は、裾回しとも呼ばれ、袷きものの裏裾に付ける布のことです。別の生地を付けるのは別八掛で八掛地として売られています。表地と同じ生地なら共八掛(ともはっかけ、略してトモハチ)といい、無地のきもので四丈物というのが、八掛付きの反物になります。

八掛地には主に以下のようなものが使われます。
チェニー・・・縦糸は撚り糸(単糸を幾本か合わせて撚った糸)で、横糸が平糸
パレス ・・・縦・横糸共に撚り糸で、撚りが精華より少ない。(きめの細かい縮緬)
精華  ・・・縦・横ともに 撚り糸
紬・・・平織りのものと、綾織のものがあり、紬のきものに主に使います。


- WL-News Ver1.02 -